風のダンデライオン 銀河のワールドカップ ガールズを読んでみた

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銀河のワールドカップを読んで、なかなか楽しかったので、続編(というか前編?)風のダンデライオン 銀河のワールドカップ ガールズを読んでみました。銀河のワールドカップにも出ている高遠エリカが主人公の短編小説です。
内容は女子日本代表のサッカー選手にサッカーのコーチになってもらうため、小学生がトップ女子サッカーチームに勝負を挑むという、よくよく考えるとかなりとんでもない内容です(銀河のワールドカップよりは現実味があるけど)。例えるなら、女子サッカー選手は澤穂希、女子トップチームは今でいうところのINAC神戸といったとこでしょう。そんな単純なストーリーの中でも、小学生から感じる男子と女子との成長の違いによる葛藤、成長期に壁のように感じる年長者とのサッカーの大きな実力差等、よくよく読むと色んな登場人物の心情が読み取れてなかなか面白い。私も10数年前に少年サッカーチームに入ってたけど、女の子とは5年生くらいからついていけなくなっていたな…。
今は空前の女子サッカーブーム。小学生女子が読むには最高の本でしょう。たぶんサッカーをしたいけどチームを作れないという同じような環境にいる子も多いだろうしね。大人にはちょっと子供っぽ過ぎるかもしれないけど、よい気分転換になりました。。。

「知の衰退」からいかに脱出するか?を読んでみた

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以前読んでみてはいたものの、ぼんやり忘れかけていたので、大前研一氏の新版「知の衰退」からいかに脱出するか?―そうだ!僕はユニークな生き方をしよう!! (光文社知恵の森文庫) を、読み返してみました。現代人、というより現代社会の集団知の衰退、集団IQの低下を大前流に分析しています。相変わらずの書き口なんで、多くの意見はあると思うけど、国際社会で勝ち抜くための手法・現状分析は間違っていないと感じる。ざっくりまとめてみると、

・物品購入に関しても、いいものを選ぶのではなく日本国民が右にならえの「思考停止」状態に陥っている。
・考えないが意見を持つ日本人。領土問題に対して「韓国や中国は嫌い、生意気だ」という短絡的な意見を持つが、問題の本質までしっかりと考えてはいない。
・テレビでは馬鹿な回答をするほど視聴率がとれるクイズ番組が乱立(最近は少し減ってはいるが、ゼロではない)。モノを知らなくてもいい、考えなくてもいいんだという世論が構成される。
・震災前の書籍なので、原子力エネルギーへのシフトを強く推奨。
・日本政府の政策は、「弱者保護」に注力して、日本経済を大きくする改革をしていない。
・二拓やシンプルな問題だけが注目される政治。郵政選挙は最もよい例。シンプルな問題に国民は飛びつき、小泉政権は大勝利。
・考えはするが行動を起こさない日本人。将来の不安は感じているが、特に資産運用の件でノーアクション。バブル恐怖症ともいえるリスク回避主義に陥っている。
・これからの世代に必要な三種の神器は「語学」「ファイナンス」「IT」。「読み」「書き」「そろばん」と同じ最低レベル必要なものだと思ってよい。

管理人もどちらかというと無欲世代。自己分析するといつも安定志向に分類されます。(ちなみに本書だと、小さな幸せを感じて細々生きるスモールハピネスは全否定。)今の考えになったバックグラウンドは、幼少期から「貪欲に利益を生み出す事・金持ちの人間は悪」「家庭・愛・友情・平等が最も大事」というようなメッセージ性のある漫画やドラマで育ったことも一つの要因だと思う。同世代の海外技術者と話をすると、考え方が180度違うことに驚かされる。

今の業務を行っていると、コスト競争力で韓国・中国に手が出ないのは明白だし、技術力でも韓国・中国の人材の方が優秀な人材が多いと感じる。このような競合国と戦っていくには、本書で書かれている日本の教育改革はもちろん必要だが、時間がかかりすぎ特効薬とはならない。今の日本の現状を考えると、一人で世界中どこでもやっていける「考える力・問題解決力のある国際人」になることは必要不可欠。世論はおいておいて、いざ冷静に今の現状を考察・分析すると、今後の危機感はさらに増します。

まずは、今後の自分のアクションアイテム・行動目標は以下に設定。
・語学はさらに短期集中で実施。
・何事に関しても考えを深堀する。自分の考えとなるまでしっかり咀嚼。
・権限・規制強化は非効率化へと繋がる。今の業務にも通じることなので肝に銘じる。
・現状資産運用の見直し。

考えることに怠惰にならずに、前へ前へ進むチャレンジ精神を持つことを強く意識しないとダメですね。

親が死ぬまでにしたい55のことを読んでみた

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書店を歩いていたら、ふと目にとまったので買ってみました。親が死ぬまでにしたい55のこと。縁起でもない!ってタイトルだけど、読んでみると、親子の絆の感動する実話が書かれています。親との限られた時間の使い方を考えさせてくれる本です。遺産相続とか遺言とか、実務的な内容を期待して購入すると、完全に肩透かしになると思うのでご注意を。。。

本の帯にも書いてあるとおり、親と一緒にいられる時間は、年間6日帰省すると仮定すると、20年あっても計1000時間強の時間しかない。それが親と子の共有できる時間のカウントダウン。私は実家から家が近いから月1~2で帰っているけど、それでも時間は有限だということを再認識します。
私立大学院まで進んだ私の養育費は、通常の家庭に比べてかなり高かったと思います。小さい頃はたくさん迷惑をかけたし、ここまで育ててくれた両親にもっと恩返しをしなきゃなぁ。
夫婦で話し合って、私たちの親孝行計画を考えてみます。

遊ぶ奴ほどよくデキる!を読んでみた

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社会人としての休日の過ごし方を見直したかったので、遊ぶ奴ほどよくデキる (小学館文庫)を読んでみました。大前研一氏の著書はビジネス書は多いが、これは完全にオフの過ごし方にターゲットを絞った本になっています。人生を謳歌するためには、オフの過ごし方が重要。オンの効率を上げるには、オフを充実しなければならない。大前研一氏らしく、欧米方式好きでいささか賛同しかねる話もあるけど、大筋は「たしかにそういう風に過ごせたらなぁ」と思うことが多い。オフの過ごし方の軌道修正が出来る著書だと思います。同意した項目は以下。

・遊びで仕事と関係のない人と話すことが良い経験+リフレッシュになる。その時は仕事の話をしない。
・趣味は深く狭く徹底的に。1つの趣味で1時間は語れるくらいまで没頭する。1度身につけば一生の財産になる。
・ブルーマンデーを撲滅するためには「自分の場所」を持つ。
・金曜夜に深酒して、土曜を棒にふるのはもってのほか(深く同意)

今の自分の趣味は、フットサル・旅行・読書・カメラ・ホームページ作成。もう少し、アクティブなスポーツや芸術関連を始めたいなぁ。

とりあえず、今後の自分の行動指針に以下は加えます。
・土曜日朝7:00~は隣のカフェで自分の時間(読書タイム)を作る
・金曜日夜の深酒は厳禁。
・テレビを「だら見」の休日は絶対に作らない。

読むだけですっきりわかる日本史を読んでみた

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高校3年生から「歴史」というジャンルを一回も勉強していません。歴史に触れることと言えば、テレビの大河ドラマか、クイズ番組で「あーそんなことも昔覚えたなぁ」と思い返すくらい。理系の人はこういう人は多いんじゃないかな。そんな人にお勧めなのが、この「読むだけですっきりわかる日本史」。日本史の大まかな歴史を一気に復習できます。
以下、この本の良いところ、悪いところ。

良いところ
・喋り口調で書いてあるので、話の流れが入ってきやすい。
・中学生レベル+α程度の内容。一から見直すにはとてもよい。
・縄文時代から時系列で話しているので、流れが分かりやすい。
・たまに一度も聞いたことのないような歴史エピソードも書かれたりしていて、結構興味深い
悪いところ
・喋り口調が回りくどく感じると、逆にいらっとすることもある。
・高レベルを求めている人には、完全に不向き。

この本を読んでいる時、なぜかめちゃめちゃ楽しかったです。クモの巣がはった脳みそを掃除しているような快感がありました。